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血流が悪いと症状が出る?原因と血流を良くする方法【知らないと怖い】

小野祐輔

執筆者:小野祐輔

癒し人代表・柔道整復師

専門学校を卒業後は、整骨院・整体院・マッサージ店で勤務経験を積む

整骨院勤務の経験を活かし、体の歪みや、肩痛、腰痛などで、

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身体の血流が悪いと、手や足に症状が出ることがあります。手先が冷たくなったり、足先にしびれが生じたり、むくんだりすることもあります。血行不良が続くと、心臓や脳の疾患に関わることもあるため、血流が悪くなる原因を把握して、早めに改善を目指すことが大切です。

今回は、血流が悪いとどんな症状が出るのかを解説します。血流が悪くなる原因と良くする方法も解説するので、ご参考にしてみてください。

運動不足

運動不足は、血流が悪くなる代表的な原因です。筋肉は、収縮と弛緩を繰り返すことで、ポンプのように血液を全身に送り出す役割があります。運動不足により筋肉を使う機会が減ると、このポンプ機能が衰えてしまい、血液を全身に上手く行き届かせるのが難しくなってしまうのです。

特に、ふくらはぎなどの下半身の筋肉は、重力に逆らって血液を心臓に送り出す重要なポンプ機能を担っているため、ゆっくりとウォーキングをするだけでも、血行改善が期待できます。

身体の冷え

身体が冷えると、体温を保つために血管が収縮し、細くなります。血管が収縮し細くなると、血液の流れが滞りやすくなるため、血流が悪くなってしまうのです。特に、手足などの末端は冷えやすく、血行不良が起こりやすい部位です。冷えは血行不良以外にも、身体のさまざまな不調を引き起こす原因となります。日頃から身体を温め、血行を促進する工夫をすることが大切です。

長時間の同じ体勢

デスクワークや立ち仕事などで長時間同じ体勢を続けていると、筋肉の緊張状態が続き、血管が圧迫されることがあります。血の流れが悪くなり、滞る原因となるため、こまめに身体を動かして活性化することが大切です。

特に、座りっぱなしや立ちっぱなしは、血液の重要なポンプ機能を担う下半身の血流悪化を招きやすいといわれています。数分おきに体勢を変えたり、軽いストレッチを取り入れたりしましょう。

ストレス

ストレスは、自律神経のバランスが乱れる大きな要因となります。自律神経が乱れると、血管を収縮させる交感神経が優位になりやすくなります。血管が収縮すると血流が悪くなるため、肩こりや頭痛、手足の冷えなどの症状が出ることも。ストレスは筋肉の緊張も招き、さらに血流を悪化させる悪循環を生む可能性もあります。日頃から心身のリラックスを心がけ、ストレスを適切に発散することが大切です。

生活習慣の乱れ

偏った食事や慢性的な睡眠不足、過度な喫煙や飲酒といった生活習慣の乱れは、血液の質を悪くしたり流れを滞らせたりする要因になります。運動をしていても、身体が冷えないように気をつけていても、基盤となる生活習慣が乱れていると、血行不良の根本的な解決が難しくなってしまいます。栄養バランスの取れた食事や十分な睡眠時間の確保、喫煙や飲酒の量の見直しは、健康な血液と円滑な血流を維持するためにとても重要です。

下着や洋服の締め付け

下着や洋服の締め付けにより身体の一部が圧迫されると、血流が滞りやすくなります。サイズが合っていない圧迫感のある下着や洋服を長時間着用していないか、見直してみましょう。特に、ウエスト、鼠径部、太もも、ふくらはぎなどの圧迫には要注意です。身体全体の冷えやしびれ、むくみの原因となる可能性もあります。血行不良を防ぐためには、締め付けが少なくリラックスして着用できる衣類を選ぶことが大切です。

血流が悪いと出る症状


血流が悪いと、手や足に症状が出やすくなります。放っておくと皮膚の色が変化したり、傷が治りにくくなったりすることもあります。血流が悪いと出る症状について詳しく解説します。

手の症状

手の症状としてよくみられるのは、手先の冷えやしびれです。指先が常に冷たかったり、ジンジンしたしびれを感じたりする場合、血行不良が原因かもしれません。血流が悪いのを放っておくと、手の動きがぎこちなくなったり、感覚が鈍くなったりすることもあります。

足の症状

足の症状としてよくみられるのは、手先の冷えやしびれ、むくみです。足先が常に冷たかったり、ピリピリしたしびれを感じたり、靴がきつく感じるほどのむくみが生じたりする場合は要注意です。血行不良のサインかもしれません。夜中に足がよくつったり、長時間歩くと痛んだりする症状も、血流が悪いことが原因の可能性があります。血流が悪いのを放っておくと、常に足がだるく重いといった慢性的な症状に発展することもあります。

その他の症状

血流が悪化すると、手足の症状だけでなく、全身にさまざまな不調が表れる可能性があります。たとえば、脳への血流が滞ると、集中力の低下や思考力の低下、めまいや立ちくらみを引き起こすことがあります。肩や首のこり、慢性的な頭痛、身体全体の疲労感、肌荒れなども、血行不良と深く関わっていることの多い症状です。皮膚の色が変化したり、傷が治りにくくなったりすることもあるため、早めに改善することが大切です。

血流を良くする方法

血流を良くするためには、日々の生活習慣の見直しやセルフケアの積み重ねが大切です。まずは、軽いウォーキングやストレッチなど、適度な運動習慣を心がけましょう。お風呂では湯船にゆっくり浸かる、部屋の温度を適切に保つ、など身体を冷やさない工夫も重要です。バランスの取れた食事や質の良い睡眠、ストレスを溜め込まないようにすることも、健康な血液と血管を維持するためには欠かせません。

長時間のデスクワークや立ち仕事をするときは、同じ体勢が続かないように、こまめに身体を動かすことも意識しましょう。日々の生活習慣の見直しやセルフケアも重要ですが、長年の身体の使い方の癖や歪みなどが血流を悪くしている可能性もあります。

試行錯誤しても血行不良の改善がみられない場合は、整体師や柔道整復師による専門的なアプローチを検討するのがおすすめです。身体の状態を専門家に分析してもらうことで、一時的な血流改善ではなく、根本的な解決を目指せるかもしれません。

血流が良くなりすぎるとどうなる?悪影響はある?

血流が良くなりすぎると、却って身体に悪影響があるのではないかと心配される方もいらっしゃるかもしれません。結論から申し上げますと、血流が良くなりすぎても、悪影響が出ることはまず考えられません。血流が良いとは、身体の隅々に必要な酸素や栄養素がしっかりと届けられている状態を指します。病気などが原因で異常な血流増加が起きているような場合を除いて、健康な方が普段の生活の中で血流を改善しようとすることは、身体にとても良い影響をもたらします。

血流が悪いと手が冷えたり足がしびれたりする症状が出やすい(まとめ)

健康を維持するために、血流の良さはとても重要です。血流が悪くなると、手足の冷えやしびれ、むくみといったサインが表れるだけでなく、肩こり、頭痛、疲労感など、全身にさまざまな不調を引き起こす可能性があります。主な原因としては、運動不足、身体の冷え、長時間の同じ体勢、ストレス、生活習慣の乱れなどが挙げられます。

血流を良くするためには、適度な運動、身体を温める工夫、バランスの取れた食事や十分な睡眠、ストレスの軽減といった、日々の生活習慣の見直しが必要です。セルフケアに加え、必要に応じて整体の施術を受けるなど、専門家への相談も検討しましょう。血流改善は、身体全体の調子を整えることにつながります。

今日のポイント

  1. 血流が悪くなる主な原因には運動不足、身体の冷え、長時間の同じ体勢、ストレス、生活習慣の乱れ、下着や洋服の締め付けなどがある
  2. 血流が悪いと手や足に症状が出やすくなり、放っておくと皮膚の色が変化したり傷が治りにくくなったりすることもある
  3. 血流を良くする方法は適度な運動を習慣にして身体を冷やさないように工夫し、長時間同じ体勢が続かないようにこまめに身体を動かすこと
  4. 血流が良くなりすぎても悪影響はない

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