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整体とマッサージの違いを3つのポイントで解説【迷っている方必見】

小野祐輔

執筆者:小野祐輔

癒し人代表・柔道整復師

専門学校を卒業後は、整骨院・整体院・マッサージ店で勤務経験を積む

整骨院勤務の経験を活かし、体の歪みや、肩痛、腰痛などで、

悩んでいる方の施術も承っております。

店舗(上野店・小島店)、出張どちらも施術可能です。

~浅草橋店 近日オープン予定~

お気軽にご連絡ください。050-8883-9735



整体とマッサージの違いは、それぞれの目的にあります。整体の目的は、骨格の歪みを矯正して身体の不調の根本的な改善を目指すことです。一方、マッサージの目的は、筋肉を揉みほぐして疲労回復やリラクゼーションを目指すことです。

目的が違うため、それぞれの施術内容も異なります。施術者が取得している資格にも、違いがあります。今回は、整体とマッサージの違いを3つのポイントで解説します。整体とマッサージはどちらがいいのか、どちらが安いのか、迷っている人に向けて詳しく解説するので、ご参考にしてみてくださいね。

整体とマッサージの違い3つ

整体とマッサージの違いは、目的・施術内容・資格で比較すると理解しやすくなります。ご自分の身体の目的や希望の施術内容、施術者に求める資格に応じて、どちらが適切か判断しましょう。整体とマッサージの違い3つを詳しく解説します。

1.目的

整体の主な目的は、身体の不調の原因を根本から改善し、健康バランスを整えることです。肩凝りや腰痛、頭痛など身体の不調の根本的な原因を特定し、専門的な技術で改善を目指します。たとえば、肩凝りが猫背による姿勢の歪みからきている場合、ただ症状の緩和を目指すのではなく、正しい姿勢を保てるよう背骨などの歪みを調整します。

一方、マッサージの主な目的は、筋肉の緊張をほぐし、血行を促進することです。マッサージの施術を通して、心身のリラックスや疲労回復を目指します。癒やしやリフレッシュ効果を重視するため、一時的な筋肉の張りや疲れを緩和する点が特徴です。

2.施術内容

整体の主な施術内容は、手技を用いて骨盤や背骨などの骨格の歪みを調整したり、筋肉のバランスを整えたりするものです。骨をボキボキと鳴らす痛い施術がイメージされがちですが、実際にはソフトな手技で、優しく身体にアプローチします。身体の痛みの引き金となるトリガーポイントへのアプローチや、不調の原因として多い筋膜の癒着を剥がす筋膜リリースなどの施術も受けることも可能です。

日常生活の中でも健康的な状態を維持できるよう、ストレッチ指導や生活習慣改善のアドバイスなどを受けられることもあります。マッサージの主な施術内容は、凝っている部分を揉む、ツボを刺激する、リンパを流す、など筋肉の表面から深部に向けた、癒しのアプローチが基本となります。全身の血行を促進し、リラックス効果を高めることを重視した施術が特徴です。

3.資格

整体師は、国会資格ではありません。整体では「整体セラピスト」や「ゆがみ矯正インストラクター」などの民間資格を保持する施術者が、ボディケアの専門家として在籍しています。整体の施術者の中には、「柔道整復師」という国家資格を保有していることもあります。※当院「癒し人」の施術者は国家資格を保持しています

整体選びで重要なのは、施術者の知識や技術、経験が豊富かどうか、一人ひとりの症状に真摯に向き合ってくれるかどうかです。資格も大切ですが、施術者の人柄など、信頼性や相性も意識してみてくださいね。

一方で、マッサージ師としてマッサージをおこなう場合は、「あん摩マッサージ指圧師」という国家資格が必要となります。あん摩マッサージ指圧師の資格保持者は、専門的な解剖学や生理学の知識に基づき、治療を目的としたマッサージを提供することができます。ただし、街中で見かけるリラクゼーションを目的としたマッサージ店の中には、無資格者が施術をおこなっている場合があります。本格的な技術で信頼のおける施術者からマッサージをしてもらうためには、国家資格を保有しているか確認することも大切です。

整体とマッサージはどっちがいいの?

整体とマッサージどちらがいいのかは、身体の状態と何を目的にするのかによって変わってきます。一般的に、整体がおすすめなのは慢性的な身体の凝りなどの不調に悩んでいる人で、マッサージがおすすめなのは一時的な身体の疲れを癒したい人です。整体とマッサージはどちらがいいのか、それぞれのおすすめな人について解説します。

整体がおすすめな人

整体がおすすめなのは、慢性的な身体の凝りなどの不調に悩んでおり、根本的な原因から改善を目指したい人です。慢性的な肩凝り、原因不明の頭痛、姿勢の歪みなどが気になる方に向いています。骨盤の歪みが気になる産後の女性も、整体での施術は効果的です。

スポーツによる特定の部位の痛みを緩和したい方や、身体のパフォーマンス向上を目指したい方も、整体による骨格や筋肉のバランス調整はおすすめです。一時的な疲労回復やリフレッシュよりも、症状の根本的な改善と再発予防を目指したい方や、身体の歪みの改善を通じて健康を維持したい方は、整体での施術をご検討してみてはいかがでしょうか。

マッサージがおすすめな人

マッサージがおすすめなのは、一時的な疲労の軽減や精神的なリラックスを求めている人です。長時間のデスクワークや立ち仕事による全身の倦怠感、スポーツ後の筋肉の張り、ストレスによる心身の緊張などを和らげたい方に向いています。

身体の特定の部位が凝り固まっていると感じるときにマッサージを受ければ、筋肉が揉みほぐされて血行が促進し、疲労回復や癒やしの効果が期待できます。日々の生活で溜まった疲れを癒やしたり心身ともにリフレッシュしたり、リラクゼーション効果を重視する方にマッサージはおすすめです。

整体とマッサージはどっちが安いの?

料金で比較すると、平均費用が安い傾向にあるのはマッサージです。マッサージは、時間単位でのシンプルな料金体系で提供されていることが多く、気軽に利用できるのが特徴です。一方、整体は身体の不調の根本的改善やバランス調整を目的とするため、施術内容が多岐にわたります。専門的な知識と技術を要するため、1回あたりの費用はマッサージよりも高くなる傾向があります。

ただし、長期的な視点でみると、整体で症状の根本的原因を特定し改善できれば、専門機関に通う頻度が減少するため、コストパフォーマンスが高くなる可能性があります。整体によっては初回限定割引やお得な回数券が用意されていることもあるので、料金体系を確認したうえで、どちらを選ぶべきか慎重に判断しましょう。

整体とマッサージの違いを理解して適切な選択肢を(まとめ)

整体とマッサージはどちらも身体のケアができる専門機関ですが、目的・施術内容・施術者の資格において、明確な違いがあります。整体の主な目的は、骨盤や背骨の歪みを矯正し、肩凝りや腰痛、頭痛といった身体の不調を根本から改善することです。

手技による骨格調整や筋膜リリース、生活習慣のアドバイスなどを通じて、健康バランスを整え、再発予防を目指します。施術者は民間資格を持つことが多いですが、柔道整復師などの国家資格を持つ場合もあります。一方、マッサージは、筋肉を揉みほぐして疲労回復やリラクゼーション、血行促進を目的とします。一時的な疲れや心身の緊張を和らげたい場合に適しており、マッサージの施術には「あん摩マッサージ指圧師」という国家資格が必要です。

どちらを選ぶかは、ご自分の身体の状態と求める効果によります。慢性的な不調の根本改善を目指すなら整体、一時的な疲労回復や癒やしを求めるならマッサージがおすすめです。料金は一般的にマッサージのほうが安い傾向にありますが、整体は長期的な視点でみるとコストパフォーマンスが高い場合もあるので、ご自分のニーズに合わせて、最適な選択をしてくださいね。

今日のポイント

  1. 整体とマッサージの違いは、目的・施術内容・資格で比較すると理解しやすくなる
  2. 整体がおすすめなのは慢性的な身体の凝りなどの不調に悩んでおり根本的な原因から改善を目指したい人で、マッサージがおすすめなのは一時的な疲労の軽減や精神的なリラックスを求めている人
  3. 整体とマッサージではマッサージのほうが料金が安い傾向にあるものの、長期的な視点でみると整体のほうがコストパフォーマンスが高くなることもある

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