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ふくらはぎのツボを整体師が解説!内側も外側も痩せる効果のあるツボも教えます
執筆者:小野祐輔
癒し人代表・柔道整復師

ふくらはぎには、全身の不調改善に効果のある「ツボ」が集結しています。足の疲れやむくみ改善はもちろん、ダイエット効果が期待できるツボなどもあります。ただし、正しい位置のツボを理解し安全なやり方で刺激しないと、揉み返しや筋肉の損傷などトラブルを招いてしまうため要注意です。今回は、整体師がふくらはぎのツボ一覧を図解で分かりやすく紹介します。ふくらはぎの痩せる効果のあるツボやマッサージ方法も紹介するので、ご参考にしてみてください。
図解で分かるふくらはぎのツボ一覧

ふくらはぎには、身体の様々な箇所に関連するツボが集結しています。内側、外側、後ろ側とそれぞれのツボに名前があり、刺激すると身体の不調を整える効果が期待できます。ふくらはぎのツボ一覧を紹介していきます。
内側
ふくらはぎの内側の上部には、陰谷(いんこく)というむくみや冷え、膝の痛みの緩和に効果が期待できるツボがあります。優しく刺激することで、関節の痛み軽減が期待できます。内側の下部、くるぶしの上辺りにあるのは、太渓(たいけい)という足先の血行に関連するツボです。マッサージすることで、体内の水分代謝が整い、下半身の冷えやむくみが和らぐといわれています。
ホルモンバランスを整える効果もあるため、生理痛や生理不順、更年期症状など、女性特有の不調改善も見込めます。
外側
ふくらはぎの外側上部には、委陽(いよう)という、余分な水分やむくみを排出してくれるツボがあります。頻尿や排尿困難、残尿感など、泌尿器系の不調に効果的です。外側のアキレス腱近くにあるのは、飛揚(ひよう)という足の疲労感軽減が期待できるツボです。名前の「飛」は跳躍、「揚」は舞い上がることを意味しており、刺激すると「足が飛ぶように軽くなる」といわれています。外側の飛揚のすぐ下にあるのは、跗陽(ふよう)というツボです。全身のバランスを整える効能があり、頭痛・肩こり・首の緊張を緩和できます。外側の下部のくるぶし辺りには、崑崙(こんろん)という腰痛改善が期待できるツボがあります。マッサージすることで、腰や尻、太ももの緊張を和らげられるため、腰痛や坐骨神経痛の症状を緩和できるといわれています。
後ろ側
ふくらはぎの後ろ側上部には、委中(いちゅう)という、足全体の重だるさや疲労感を軽減できるツボがあります。身体の様々な不調を改善できる万能なツボで、足の疲労感だけでなく、腰や背中のこりや痛み緩和にも大きな効果が期待できます。膝の後ろ側にあるのは、合陽(ごうよう)という、リンパ節が集中するツボです。水分や老廃物が溜まりやすい箇所であるため、ほぐして流すことで、足全体の血流を促進できます。ふくらはぎの後ろ側の膝下には、上から承筋(しょうきん)、承間(しょうかん)、承山(しょうざん)というツボがあります。
「承筋」はふくらはぎの張り改善やこむら返りの予防、「承間」は足の水分や老廃物の蓄積防止、「承山」は腰痛や便秘改善の効能があるといわれています。この3つのツボは隣接しており、上から下に向かって優しく流すようにマッサージすると、足の血流が良くなり、身体全体の疲労感やこりを軽減できます。
ふくらはぎの痩せる効果のあるツボ
ふくらはぎにあるツボを刺激すると全身の血流が促進され、基礎代謝の向上が見込めるため、ダイエット効果が期待できるといわれています。特に、くるぶしの上辺りにある「太渓」というツボには、足の血行を良くする機能が備わっており、刺激することで基礎代謝を上げる効能があります。ダイエットを効率的に行うには、基礎代謝を上げて1日の消費カロリーを増やすことが欠かせません。足は冷えやむくみなどによって血流が滞りやすい箇所であるため、習慣的に太渓などのツボを刺激して、基礎代謝を下げないよう努めることが大切です。
ふくらはぎのツボをマッサージする方法
ふくらはぎのツボをマッサージするには、手や指を使うのが基本となります。自重を活用したり、かっさや筋膜リリースガンで刺激したりする方法もあります。ふくらはぎのツボをマッサージする方法を紹介します。
手や指を使う
最も手軽で、力加減をご自分の身体の状態に合わせて調整できる基本の方法です。手や指を使ったふくらはぎのツボのマッサージ方法は、以下のとおりです。
1.床に座って膝を軽く曲げる
2.手の親指をツボにあてる
3.息をゆっくり吐きながら、身体の奥に向かって3〜5秒ほど心地良い強さで圧をかける
4.5〜10回ほど繰り返す
ポイントは、ツボの深部にじわーっと圧をかけるイメージで行うことです。筋肉の緊張がゆるんで血行が促進され、心地良い刺激を与えることができます。
自重を活用する
手や指を使わずにより強い圧をかけられる、ご自分の体重を活用した方法です。自重を活用したふくらはぎのツボのマッサージ方法は、以下のとおりです。
- 正座の姿勢になって片膝を立てる
- 立てた膝の頭の上に反対側のふくらはぎのツボを重ねるように乗せる
- 上からゆっくりと体重を乗せていく
- 10秒ほどキープし、ツボを変えて繰り返す
自重を活用すると、手や指では届きにくいツボの深部にまでアプローチできます。握力がなくても、ストレッチ感覚で気持ち良く取り組めます。
かっさや筋膜リリースガンで刺激する
手軽に入手できる「かっさ」や話題の「筋膜リリースガン」で刺激する方法です。マッサージグッズを取り入れることで効率良く、広い範囲や深部にアプローチできます。かっさを使うときはボディオイルなどをふくらはぎに塗り、表面を優しく撫でるように一定の圧で滑らせます。痛い箇所は無理をせずに避け、心地良いと感じるところを刺激しましょう。筋膜リリースガンを使う場合は、弱い振動から始め、徐々に刺激を強めていくのがおすすめです。同じ箇所への長時間刺激は避け、少しずつツボをずらして、足全体のこりをほぐしていきましょう。
ふくらはぎの重だるさや疲労の軽減には整体がおすすめ
ふくらはぎの慢性的な疲労感や重だるさにお悩みの方は、整体での施術もおすすめです。ふくらはぎの不調は、深層筋肉のこりや血行不良、骨盤をはじめとする全身の歪みが原因で引き起こされるケースが多く見受けられます。整体では、表面的な揉みほぐしではなく、足首や膝、骨盤の歪みを整えながら、ふくらはぎの筋ポンプ機能を正常な状態に戻していきます。身体の個々の状態に合わせた適切なツボへのアプローチにより、滞った血流やリンパの循環を促進し、不調改善を徹底的に目指せるのが整体の強みです。
セルフケアだけでは届きにくい深部のこりを解きほぐすことで、驚くほど軽やかな足の感覚を感じていただけるかと思います。当院である浅草橋の整体サロン「癒し人」では、お仕事終わりに気軽にお立ち寄りいただけるように、深夜営業を実施しております。足全体やふくらはぎの疲労感や重だるさにお悩みの方は、ぜひ一度、癒し人までご相談お待ちしております。
ふくらはぎのマッサージはオイルやクリームを使って優しくほぐそう(まとめ)
ふくらはぎには、冷えやむくみ改善から全身の代謝向上まで、身体の不調を整えるツボが集中しています。内側・外側・後ろ側のツボの位置を把握し、手や自重、マッサージグッズを活用したセルフケアを日々の習慣に取り入れることで、足の疲労回復に大きな効果が期待できます。ただし、セルフケアだけではアプローチしきれない深層部のこりや全身の歪みが原因で、重だるさが残るケースも少なくありません。慢性的な重だるさにお悩みの方は、プロの手による整体の施術を組み合わせて、筋肉や骨格から根本的にアプローチするのがおすすめです。
今日のポイント
- ふくらはぎの内側には陰谷・太渓・、外側には委陽・飛揚・跗陽・崑崙、後ろ側には委中・合陽・承筋・承間・承山というツボがある
- ふくらはぎの痩せる効果のあるツボは「太渓」
- ふくらはぎのツボをマッサージするには手や指を使ったり、自重を活用したり、かっさや筋膜リリースガンで刺激したりする方法がある




