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枕の選び方6つを整体師が紹介!合わないものを使い続けるリスクも解説

小野祐輔

執筆者:小野祐輔

癒し人代表・柔道整復師

専門学校を卒業後は、整骨院・整体院・マッサージ店で勤務経験を積む

整骨院勤務の経験を活かし、体の歪みや、肩痛、腰痛などで、

悩んでいる方の施術も承っております。

店舗(上野店・小島店)、出張どちらも施術可能です。

お気軽にご連絡ください。050-8883-9735



枕の選び方のポイントは、自分の寝るときの姿勢や体格に合ったものを探すことです。自分の寝るときの姿勢や体格に合ったものを探すためには、枕の高さや大きさ、素材などに注目する必要があります。

枕の形状が首のカーブに沿っているか、 硬さは適切か、 お手入れがしやすいかも重要です。適切な枕は、人によって違うため、自分にとって快適なものを選ぶようにしましょう。

今回は、枕の選び方6つを整体師が紹介します。合わない枕を使い続けるリスクや、おすすめの購入先についても解説するので、ご参考にしてみてください。

枕の重要性

枕は、 睡眠の質を大きく左右します。枕の役割は、睡眠中に重たい頭を支えて、首の負担を軽減することです。

頭と首の部分に高さを持たせることで、頸骨のS字カーブが自然に保たれ、 快適な姿勢で眠れます。就寝中に身体の血行を促進するなど、リラックスできるかどうかにも影響を及ぼすのです。

しかし、 枕が自分の身体に合っていないと、就寝中、身体に大きな負担を与え続けることになってしまいます。結果、肩こりや腰痛、不眠や慢性的な疲労感などを招いてしまうリスクがあるのです。

枕選びは、睡眠の質だけでなく、日々の心身の健康に関わる重要なものです。身体に合った枕を使うことは、 睡眠の質を向上させ心身を健康に保つために、とても重要になります。

枕の選び方6つ

枕を選ぶときは、高さや大きさが自分の身体に合っているか確認しましょう。素材、形状、硬さ、お手入れのしやすさなども重要なポイントです。枕の選び方6つを紹介します。

高さ

枕の高さは、仰向けで寝たときに、首の自然なS字カーブを保てるのが理想です。横から見たときに、首と敷き布団の間に隙間ができていないか確認しましょう。

枕の高さには好みがあるかと思いますが、 高すぎると首が不自然に曲がってしまい、周辺の筋肉が硬直してしまいます。反対に、枕の高さが低すぎると、 頭や首が身体よりも低いところに位置するようになり、 呼吸が浅くなったり腰痛の要因となったりします。

仰向けで寝たときに、身体のどこにも負担がかかっていない状態がベストです。

大きさ

枕の大きさは、体格に合わせてサイズを選びましょう。たとえば、 肩幅が広く体重が重い男性などは、身体をしっかりカバーして支えられる、硬くて大きなものが理想です。

反対に、小柄で体重が軽い女性や子どもなどは、小さく柔らかめの枕との相性がいいといえます。寝返りを打ったときに枕から頭が落ちないように、十分な大きさのものを選ぶことも大切です。

素材

枕の素材には、一般的に以下のような種類があります。

  • ポリエステルわた
  • 羽毛
  • パイプ枕
  • 低反発ウレタン
  • 高反発ウレタン

ポリエステルわたは、最も一般的な枕の素材で、安く手に入れやすく、お手入れがしやすいのがメリットです。高さや硬さなどに大きな特徴がなく、誰にでもフィットしやすいといえます。

羽毛は、柔らかくふかふかとした質感が特徴です。人気のある素材ではありますが、値段が高く手が届きにくい素材でもあります。

パイプ枕は、高さ調整しやすく、通気性の良い素材です。フィット感にはあまり優れていませんが、高さを自由に調整できるメリットがあります。

低反発ウレタンはフィット感、高反発ウレタンは寝返りのしやすさに長けています。柔らかい質感が好みの方は低反発ウレタン、硬めの質感が好みの方は高反発ウレタンがおすすめです。

形状

枕の形状は、標準型(長方形)や首元安定型など種類があります。標準型は一般的な枕の形状で、誰でも使いやすいことがメリットです。

高齢者の方や身体に不調を抱えている方は、首の部分がくぼんでいる首元安定型や、横向き対応寝に特化した頸椎支持型などがおすすめです。首や肩をしっかり支え、身体全体の負担を軽減できるでしょう。

他にも、中の素材を動かして高さを調整できる枕や、体圧分散性に優れていて寝返りしやすいウェーブ形状の枕などもあります。

硬さ

枕の硬さは、硬すぎると首や肩周辺の筋肉が硬直し、柔らかすぎると頭が沈みこみ、首や肩に負担を与えてしまいます。自分の体格や寝るときの姿勢、寝心地の好みなどで選ぶことが大切です。

硬い枕のメリットは、体圧分散性が高く、 寝返りを打ちやすいことです。ただし、形状が首のカーブに沿わず、首に負担がかかる可能性があります。

柔らかい枕のメリットは、体にフィットしやすく寝心地が良いことです。デメリットは寝返りを打ちにくく、就寝中同じ姿勢が続いてしまう可能性があることです。

お手入れのしやすさ

人は就寝中、コップ一杯分くらいの汗をかくといわれています。枕は熱を持ちやすく、汗が染み込みやすい特性があります。

睡眠の質を高めるためには、枕を常に清潔な状態に保つことが大切です。枕を選ぶときは、丸ごと選択できる素材であるか、カバーを変えやすいかなど、お手入れのしやすさにも着目しましょう。

自分に合わない枕を使い続けるリスク


自分に合わない枕を使い続けるリスクは、 睡眠の質が低下したり身体がこったりすることです。睡眠の質の低下は、免疫力の低下、疲労感、ストレスなどを招きます。枕の快適さは寝付きの良さにも関わるため、自分の身体に合ったものを使うことが大切です。

枕が自分の体に合っていないと、首や肩に大きな負担がかかります。首や肩の慢性的なこりや痛みを招くだけでなく、 腰痛、頭痛、めまいなど身体全体の不調につながることもあるため要注意です。

骨盤の歪みなどが生じることもあるため、枕が合っているか不安な方や姿勢の悪さで悩まれている方は、整体で専門家に身体の状態をみてもらうことをおすすめします。

枕はどこで購入するのがおすすめ?それぞれのメリット・デメリット

枕は、家具販売店や通販などで購入するのがおすすめです。

家具販売店で枕を購入するメリットは、実際に目で見て手で触って、質感を確認できることです。大きな店舗では実際にベッドで寝てみて、枕の寝心地を試せることもあります。

家具販売店で枕を購入するデメリットは、比較対象が店内にしかないことです。
店舗に置いてある枕の中からしか選べないため、自分にとってより良いものが、あとから見つかる可能性があります。

通販で枕を購入するメリットは、豊富な種類の中から吟味して選べることです。
身体の不調や悩みを解消できる特殊な枕を見つけられたり、オーダーメイドで注文できたりもします。複数の通販サイトを比較検討できるため、リーズナブルな値段で購入しやすいのもメリットです。

通販で枕を購入するデメリットは、実物を確認できないことです。届いたときに、質感が思っていたものと違う可能性があります。家具販売店も通販も、それぞれメリット・デメリットがあるため、自分がどのような枕を探しているのか明確にすることが大切です。

枕は自分の体格や寝心地の好みなどで選ぼう(まとめ)

自分の身体に合う枕は、体格や寝心地の好みなど人によって違います。大切なのは、枕の高さや硬さ、素材などの特徴を知っておくことです。それぞれのメリット・デメリットがわかれば、自分に合う枕を探しやすくなります。

枕を選ぶときは、自然な姿勢を保てる高さであるか、寝返りを打ちやすい柔らかさであるかなどに着目しましょう。予算と相談しながら素材を選んだり、常に清潔に使えるようにお手入れのしやすさを考えたり、 細かな点にまでこだわると、快適な枕で睡眠の質と心身の健康を向上できるでしょう。

今日のポイント

  1. 枕の選び方のポイントは自分の寝るときの姿勢や体格に合ったものを探すこと
  2. 枕の重要性は睡眠の質だけでなく日々の心身の健康に関わること
  3. 枕の選び方6つは「高さ」、「大きさ」、「素材」、「形状」、「硬さ」、「お手入れのしやすさ」 に着目すること
  4. 自分に合わない枕を使い続けるリスクは 睡眠の質が低下したり身体がこったりすること
  5. 枕は家具販売店や通販などで購入するのがおすすめ

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